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さて、そろそろ始めましょうか。X-Dayまであと、8日です。

勇魚@管理人です。
放っておくと、このサイト何にも変化しないので、
こういうページを作ることにしました。
とりあえず、あまり形を決めずに、やりたいと思います。

参加表明してくださっている方は、すでに何人かいらっしゃいます。
ま、慌ててやってもつまんないですから、のんびりやりましょう。
あー、人のこといってないで、私も作らなきゃいけませんねえ。

(2003.03.30)


X-Dayまであと、7日。ちょうど一週間です。
とはいえ、X-Dayに何をやるかまだ決めてないんですけどね。

(2003.03.31)

さて、X-Dayまであと6日です。
とはいえ、プロジェクトそのものにはほとんど変化がありません。あははは。
えーと、このまま放ったらかしにするのも何なので、一つごたくでも並べておきましょうか。

*

『ロボット』の話をしましょう。

*

ご存じの通り、始めてロボットという言葉を使ったのはカレル・チャペック、チェコスロバキアの風刺作家です。最近はガーデニングの方で有名になってますが、もともとは皮肉の効いた作風を旨とする作家です。ロボットという言葉は彼の『R.U.R.』(Rossum's Universal Robots) という戯曲に登場します。チェコ語の労働を意味する「Robota」からつけられたというのは有名な話。初版は1920年ですから、今から80年以上前、第一次大戦直後です。チェコスロバキアはサンジェルマン条約によって独立が承認され、工業化が進み議会制民主主義が発達していましたが、戦後のごたごたでヨーロッパ全土が荒れに荒れていた時期ですね。

『ロッサム万能ロボット』の創始者ロッサム老人は、当初、生体物質からなる人間と全く同じ人造人間を作ろうとしますが、研究の半ばで亡くなってしまいます。会社を引き継いだ老人の甥のロッサム技師は、老人のやり方に限界を感じ、機械によるロボットを考案。やがて『ロッサム万能ロボット』は、ロボットを大量生産し、巨万の富を築くに至ります。ネタばれ?いえいえ、これは物語のバックグラウンドとして、最初の数ページで登場人部の台詞として語られてしまいます。そう、物語はここから始まります。

このあまりに有名な戯曲の内容が語られるときは、大抵「人間の労働を肩代わりすべく作られた人造人間が反乱を起こし・・・」という紹介のされ方をしますが、実はこれはこの話の前半部分でしかありません。本当に凄いのは、ここからです。内容に詳しく触れるのやめましょう。凡百のロボットもののテーマは、すでにここに出尽くしているんじゃないかと思うほどです。物語は、人間とロボットの関係なんていう表面的なテーマを軽く飛び越え、人間の存在理由そのものを問いかけてみせます。

せっかくですから、ちょっと引用しましょう。

「この目が見えるかね? この目は泣き止むことがないのだ。一つの目は人間を悲しんで泣き、もう一つの目は、ロボット、君たちをいたんで泣いているのさ」

「ロボットは生命ではない、ロボットは機械さ」
「我々は機械でした、先生、でも恐怖と痛みから別なものになったのです」

ラストシーンの滅びの予感と希望に満ちた建築技師アルクビストの叫びは、今読んでも溢れんばかりのSF的感動に満ちています。これを書くために、また読み直しましたが、何度読んでもラストシーンで泣きそうになります。じーん。おすすめです。いや、ほんとに。

カレル・チャペック『ロボット』岩波文庫 赤774-2 (amazon)


※誰か、ちょっとアレンジし直して上演すればいいのに、今やれば凄く面白いよきっと。

(2003.04.01)


X-Dayまであと5日です。だんだん近づいてきましたねえ

(2003.04.02)

X-Dayまであと4日。

(2003.04.03)


X-Dayまであと3日です。

色々な人と話をする中で、「私は見てない/読んでないからなあ」という声を結構聞きました。とても個人的な考え方ですが、オリジナルを見ていなくてもぜんぜんオッケーだと思いますよ。
多くの人はそれでも何らか彼のことを知っていますし、知らないなりに何らかのイメージを持っています。そのイメージに形を与えてあげるだけで充分です。
「ラララ」でいいんですよ。本当に。 (2003.04.04)


X-Dayまであと2日。

(2003.04.05)


X-Dayまであと1日です。

vm_converter氏から作品が届きました。わーい。
listのページにURLが上げてあります。
か、かわいいなあ。文章もいいですねえ。
(2003.04.06)


HBA!

(2003.04.07)

さて、彼が生まれたのは、もう昨日のことですが、プロジェクトはまだまだこれからです。

(2003.04.08)

彼の誕生日は過ぎましたが、プロジェクトはまだまだこれからです。

listのページにM.さんの作品を追加しました。
「お祝いになってないなあ」なんてご本人は言ってましたが、
ぜんぜん、オッケーじゃないですか。私はこういうの大好きです。

(2003.04.09)

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KASHIWAI,Isana([email protected])