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15:16 Jul.28 2000
ブラウザの未来

XULで動作するインベーダーゲーム。
http://www.andrewwooldridge.com/personal/funstuff/mozinvaders.html

Mozillaを使っていて思うのは、
「ようやくWebもここまできたか」っていうのと、「とうとうここまできちゃったか」っていう両方だ。

要するにブラウザのインターフェイスもWebから提供できるようになったってことだからね。これまでのHTMLで無理やりでっち上げたインターフェイスじゃなく、ブラウザとシームレスにつながったナビゲーションができるということ。たとえば、掲示板用インターフェイスとか、E-コマース用インターフェイスとか可能性はいくらでもある。

XMLの導入はただデータの互換性がとれるとかハンドリングしやすいっていうだけじゃない。機能を記述している言語、見栄えを記述している言語、コンテンツがシームレスにつながるっていうことだ。このインベーダーゲームはそのことをとても明確な形で見せてくれる。

逆にいえば、作る側はこれからそこまで考えなきゃいけなくなる。ツリー構造を作って、フレーム切ってメニューをくっつけて、はいできあがり。なんていう作り方はそのうち通用しなくなるかもしれない。DBやCGIとの連携みたいな、企業サイトのコアページでしか使わなかったようなレベルのコーディングを、サイト全体に施していくことになるのかもしれない。

WEBデザイナーはWEBグラフィックデザインとWEBコンテンツデザインの両方をやらなきゃいけない職業だっていうことは、まっとうなデザイナーならもうちゃんと分かっているはず。前者を教えてくれるところは結構あるけれど、後者を教えてくれるところはまだまったくといっていいほどない。前者は素人でもそれなりに格好はつくけれど(今は便利なソフトがいっぱいあるからね)、後者は今のところ経験と勘の世界だ(たぶん、これからもしばらくはそうだろう)。

マルチメディアのときにプログラマーは同じ局面に立たされて、結局ユーザビリティよりプログラムの方を取って思いっきりこけた(もちろんそうじゃないものも沢山あるけどね)。次はデザイナーがその場に立たされることになる。いや、じつはもう立たされているんだけど、気づいてますか?

by isana kashiwai