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2001.07.23
Giant Leap for Mankind

"That's one small stap for a man‚ one giant leap for mankind."
-- Neil A. Armstrong --

『人類の偉大な一歩から32年』(CNN)
http://www.cnn.co.jp/2001/TECH/space/07/20/moonwalk.anniversary/index.html

人が月に行かなくなって、もう随分になる。
その昔、熱にうかされたように人々が月を目指していた時代があった。政治的な思惑と無為な希望と夢がない混ぜになった熱狂。宇宙飛行士たちがまだ英雄でいられた時代。

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
そう、そのとおり。でも今だにあれより大きな一歩を、ぼくらは踏み出していない。

たしかに、わざわざ生身の人間が出て行くなんて無駄を侵さなくても、探査機やロボットで十分役目は果たせる。資金不足をうんぬんいう前に、有人探査は無駄なのだ。
それは、宇宙開発が成熟期を迎え、ある意味で大人になったということなのかもしれない。憧れだけで月に行けた時代は終わったし、きっともう二度と来ない。

きっと、いつか火星に人が立つ日が来るだろう。
でも、それはきっと「冒険」や「探検」ではなく、「政治」や「ビジネス」のためだ。そのほうがよほど健全だし、そうあるべきだとは思うけれど、少し寂しくもある。

by isana kashiwai