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2001.07.23
Daily Clipping 2001.07.23

■『AIの同乗者がドライバーの安全を守る』
http://www.newscientist.com/news/news.jsp?id=ns99991039
IBMが車載用のAI車載システムを開発。お喋りの相手になってくれたり、音楽を選んでくれたり、ジョークを言ってくれたりする。(NewScientist)

Who was the first person you dated? 
「始めてデートをしたのは誰とだい?」
おい、こーいうことを車に言われてむかつかないか?で、答えが変だと、窓が空いたり、ラジオのスイッチ入れたり、エアコン入れたり、ジョークをかましたりするらしい。

"The stock market just fell 500 points! Oh‚ I am sorry‚ I was joking."
「株価が500ポイントも落ちたらしいぜ!おっとご免よ、ジョークさ、はっはっは」
壊すぞこらぁ。どこがおかしいのかぜんぜんわかんねー。
まあ、システム同士が連携していて、ドライバーが笑わないと絶対に他のドライバーには同じジョークを言わないらしいけどね。でもこのセンスはあんまりだろう。絶対、事故が増えると思うな、逆に。

■科学技術政策研究所『第7回技術予測調査』
http://www.nistep.go.jp/achiev/abs/jpn/rep071j/idx071j.html
こ、こんなところに松本零士先生のイラストが・・・しかも、あんまり意味がない。

さて、突込みどころが沢山ある調査だけれど・・・
「情報通信」分野の最重要課題
悪質なハッカーの攻撃から個人や集団のプライバシーや機密が保護されるような信頼度の高いネットワークシステムが普及する。

うーん、かなりナンセンスだよなあ。「個人」や「集団」にその気さえあれば、いまでもかなりのレベルで実現してると思うけど。プライバシーの定義もしないで「守れ!」というのは非常識だということにやっぱり気づいてないんでしょうか?

こういう世界がいかに全体主義的になるか想像したことがあるんだろうか?プライバシーや機密の保護があいまいだからこそ守られているものがある。プライバシーが外からの力で保たれているということは、その力が全てにおいて人々の上に行使されているということ。あまり居心地がいいとは言えないんじゃないか?「保護」と「規制」は紙一重だ。なにしろ保護されているものが一番規制しやすいんだから。

「悪質なハッカーの攻撃」がすぐに他の言葉に読みかえられるのは、歴史が証明してるじゃないか。

by isana kashiwai