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2001.08.02
Daily Clipping 2001.08.02

『地球外から? 高度40キロの上空で微生物発見』
http://www.cnn.co.jp/2001/TECH/08/01/space.life.reut/index.html
ロンドン(ロイター) 英国の天文学者らのグループが地表から40キロという上空(成層圏)で集めた大気を調べたところ、生きた微生物が含まれていることがわかった。グループは、これらが地球外からもたらされた可能性があると考えている。 (CNN.JP)

なんかどこかで聞いた話だ、「成層圏で微小なバクテリアが発見された」って昔から周知の事実じゃないか。NASAが高空観測機飛ばして20kmぐらいの所で生きた生物を発見してるはず。「こんな高空に生物が見つかることは説明できない」みたいないいかたをしているけれど、火山の噴火では高度30kmぐらいまで物質が吹き上げられることもあるし、成層圏って言っても対流圏との物質交換がないわけじゃない。成層圏にも大気の循環作用がないわけじゃないから、1度上がってしまえば高度40Kmに到達することも充分考えられるんじゃないかな。

ちなみに、成層圏というのは高度10kmから50kmぐらい。その下の対流圏(地面まで)では高度が上がると気温は下がる(地面からの放射熱が下がっていくから)が、成層圏から上では高度が上がると気温が上がる(暖かい空気は上に登るから)。ちなみに、雲はないからいつも晴れていて、気温は-30〜-50ぐらい、秒速25mぐらいの風が吹いてる、そういうところ。

それにしても、「ウィクラマシン教授は、今回の発見が、地球上の生命は地球外からもたらされたとする「パンスペルミア説(胚種広布説)」を強く支持することになると確信している。 」とかいってるし・・・かなり怪しいなあ。

どっかで聞いたことあると思って調べたら、このウィクラマシン先生はパンスペルミア説の有名人じゃないか。フレッド-「宇宙は膨張なんかしてない!」-ホイルの弟子だし、「インフルエンザは彗星に乗ってやってくるのだ!」「狂牛病は宇宙から降ってきたバクテリアが原因だ!」なんていってる人じゃん。これはかなり眉唾もの、間違っても真に受けないように。
師匠と一緒に本も書いてる。『生命は宇宙を流れる』徳間書店(bk1)

※追記
ありゃ、HOTWIREDともろにかぶった。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20010802306.html



by isana kashiwai