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2001.11.15
Daily Clipping 2001.11.15

静けさもないまま、嵐の真ん中・・・

ご期待にお答えして
『獅子座流星群』(Astroarts)
http://www.astroarts.co.jp/special/leo2001/index-j.html
ま、お祭りですから、参加しない手はありませんやね。見るなら、18日午前3時頃がいいかな、翌日日曜日だし。
ただ、19日の方が多いって話もある。まあ、流星雨情報なんて天気予報より当てにならないけどね。

では、とりあえず、獅子座の簡単な見つけ方から。

「北斗七星の柄杓の頭を北極星とは反対方向に7倍したあたり」

要するに「北極星の見つけ方」の逆。簡単でしょ。え、わからない。じゃあ・・・

「真東」

今回の場合はこれで問題ないはず。東の空に見える「?」を裏返したような形に星が並んでいるのが「獅子座」(?は「獅子座の大がま」と呼ばれているもので獅子の頭部分)。18日午前3時には「?」は横倒しに見えるはず。で、今回の放射点は「?」の頭の真ん中あたりになる。

ちなみに「?」の点のあたりに明るく光るのが「レグルス」(ラテン語で“小さな王”)。黄道上にある唯一の1等星で、別名「コル・レニオス(獅子の心臓)」。

この獅子は「ヘラクレスの12の荒事」の最初に出てくるやつですね。ヘラクレスが三日三晩首をしめてやっと倒したっていうあの獅子。これを称えてゼウスが夜空に上げたのが獅子座ということになってる。でも、ヘラクレスがこの仕事をやる羽目になった原因は、ゼウスの正妻である女神ヘラの呪いで気が触れて妻と子供を殺しちゃったこと。そもそも、おめーの奥さんが原因やろがい。そんなことするくらいなら、ちょっとは手伝ったれよ。

あー、話を元に戻そう。

さて、流星群の話はあっちこっちでされているので、ちょっと違う視点で流星を眺めてみませう。

知ってのとおり、流星群というのは彗星のくずが地球の大気に落ちてきて明るく輝く現象。今回の母彗星はテンペル・タットル彗星(周期33年で遠日点は天王星のちょっと外側あたり、前回の再接近は1998年)。この彗星の軌道と地球の軌道が交差するときに流星の雨が降る。で、この流星群の場合は、地球の公転方向がちょうど獅子座の方向を向いているために獅子座が放射点になる。

要するに、今地球は太陽の周りを回りながらちょうど獅子座の方向を向いていて、その動きが車のフロントガラスから見える雨みたいに夜空に見えているわけ。おお、地動説。

普段、地球の自転は実感できるけれど、地球の公転を実感する機会はあまりない。このチャンスに太陽の周りを回る地球の動きに思いをはせるのも一興かと。

ちなみに地動説を最初に唱えたのはコペルニクス先生。さっき話した獅子座の一等星「レグルス」の命名者。

by isana kashiwai