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2001.12.03
Daily Clipping 2001.12.03

最近ぐぐるからしかアクセスがございません。ええ、自業自得ですね。はい。

『火星語テスト』(IBM)
http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/unicode/001208/j_ibm-martian.html
IBM謹製。とてもまじめなJava国際化プログラミングのページ。
言語が変わると、文字の長さが変わってしまうためGUIに影響がでる。それをチェックするために「火星語」によるテストが推奨されている。世界中捜しても、単語一つ一つがここまで長い言語はほとんどないそうな。

では、火星人に世界共通のプログラマー式の挨拶をしてみよう。

Ohelloay dworlday!?

たまには、こういうネタも・・・これでうちも不謹慎サイトの仲間入り(^^;
『MITメディアラボ「Elotic Computation Group」』
http://ecg.media.mit.edu/
うわははは、メディアラボ謹製「大人」のサイト(笑
設置される研究室は以下の通り。
Sex Toys of the Future(大人のおもちゃの未来)
Erotic Speech Processing(大人の会話認識技術)
Sexual Imaging(大人の画像技術)
Sex in the Global Community(グローバルコミュニティからみたセックス)
Interactive Adult Cinema(インタラクティブ成人映画)
Tangible Sexual Interfaces(触れることの出来る大人のインターフェイス)
Implantable Sexual Technology(埋め込み型性技術)
Sexual Robotics(大人のロボット)

説明もなかなかいい感じ。
本当はメディアラボが自ら作ったパロディサイトらしい。
いやー、成果物を見てみたい気もするなあ。

冗談じゃなく、ブロードバンドで成功が約束されているのはこの分野だけだし、
本気でやったら、結構儲かるんじゃない、ネグポン?

では、ブロードバンドがらみで一つ
Kodak e-Magazine "Sleeping Giants"
http://www.kodak.com/US/en/corp/features/sleepingGiants/
Kodak謹製のFlashMovieによるドキュメンタリー。アメリカの軍用機の廃棄場のお話。

これは、ネットコンテンツひとつのあり方を示している思う。ブロードバンド、ブロードバンドとうわごとのように言っている人はこれを見て反省すべし。ちゃんと作れば静止画と音声だけでもこれだけの物が作れる。帯域幅なんて実は関係ない。金だけ積んで作った、こけおどしのムービーだのインタラクティブがいつまでも通用すると思ったら大間違いっす。

個人的には「ブロードバンド」という言葉は「マルチメディア」と同じ道をたどると思う。つまり、「当たり前になった頃には、恥かしくて口に出せなくなっている」でも、もうすでに恥かしくなりつつあるよねえ。すくなくとも「ブロードバンドコンテンツが…」という奴のセリフは基本的に信用できない。だって蓋空けてみれば、みんな巨大ムービーだったり、ストリーミングだもの。そんなの大金かけてコンテンツつくってちゃんとペイするのか?誰も金を払ったりしないし、誰も見ないよそんなもの(上に書いた「例外」を除けばの話)。

このままいくと、ムービー1本当たりの単価が制作費の限界値を超えるのは時間の問題。そうなれば、結局ハイクオリティなものはテレビか映画館で、WEB上にはその再利用ものだけって状態になるだろね。Webストリーミングのクオリティがテレビやビデオのクオリティを凌駕するまでは、そういう状態が続くんじゃないかな。でも一方で、ブロードバンドはテレビではない。これは諦めであり、逆に希望でもある。

このテーゼには二つの意味がある。テレビというものがもはや能動的に視聴するものでは無くなっていること(もちろん例外はある)。テレビはどちらかというとラジオに近づいているような気がする。もっといえば「照明器具」かもしれない。あなたのうちのテレビも、スイッチは入っていても、誰も見ていない時間の方が長いでしょ。で、もう一つは、ここまでくればいわずもがなだけど、ブロードバンドは「照明器具としてのテレビ」にはならないということ。

加速されるのはやっぱりコミュニケーションなんじゃないかな。月並みだけど。でも僕がいいたいのは、メールやチャットとはちょっと違う。あえていえば、コンテンツコミュニケーションってとこだろうか。そんなに難しいことじゃない。要するにWebサイトのことだ。

Webサイトの目的(モチベーション)は実は受信することにある。受信するために発信する、実はこれがインターネットのコミュニケーションの基本じゃないだろうか。個人でWebサイトを持っている人はみんな知っているはずだ。こんなコミュニケーションはこれまでなかった(あ、うそだ。ありとあらゆる情報発信に当てはまるな、これ)。

で、ブロードバンドは受信すること以上に、発信することに対する障壁を下げるような気がするんだよね。あるいは、受信することへの障壁が下がることで、発信することの障壁が下がる、といったっていい。

それで何が変わるかって?ほとんど何も変わらないんじゃないかな、結局。ただ、屑情報の山のサイズが変わるだけかもしれない。ただ、可能性があるとすれば、コミュニケーションに対するメンタルモデルが変わることだけど・・・どうなんだろ。

by isana kashiwai