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Feb. 18 2002
寝る子は育つ、はず・・・。

『長生きの秘けつは7時間 米研究グループ』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020215-00000188-mai-soci
最も死亡率が低かったのは男女とも1日7時間(6・5〜7・4時間)睡眠の人で、睡眠時間が8時間の人は7時間の人に比べて、男性で12%、女性で13%死亡率が高かった。9時間の場合は男性で17%、女性で23%、女性で10時間以上だと41%も死亡率が高く、睡眠時間が多くなるほど死亡率は高まった。また4時間の男性は死亡率が17%、3時間の女性は33%高くなるなど、睡眠時間が少なくなるにつれて死亡率が高まる傾向も表れた。不眠を訴える人の死亡率は通常の人と違いがなかったが、睡眠薬服用者は死亡率が10%以上高かった。(YahooNews)

うーむ。ちょっと、眉唾。「がん予防を目的に全米で実施された調査」って、どういうアンケートをやったんだろう。死亡率と睡眠時間の関係が出るってことは、明かに「調査した中で、ある一定期間以内に死んじゃった人が何時間寝てたか」って調査になっちゃうんじゃないかな?それって、「睡眠時間の長い人」の中にすでに病気の人とか寝たきりの人が入ってないだろうか?数は少なくても、そういう人がパーセンテージを引き上げている可能性がないかな?

逆に、睡眠時間が短い人は「寝られない理由」が他にあってそっちが原因なんじゃないの?仕事が忙しすぎて寝る暇がない、とかね。だとすると「睡眠時間が短いから死亡率が高い」っていう結論で語るのはちょっとおかしい。

たとえば、純粋に論理の問題として、「平均睡眠時間が長い人の死亡率が高い」という結果を、そのまま「たくさん寝ると長生きできない」と読みかえるのはロジックに大嘘がある。

なんにしても、死亡率と睡眠時間を二つだけ取り出してならべただけで、この結論に達するのはどうかと思うけどなあ。
(Feb. 19 2002 updated)

by isana kashiwai