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May. 14 2002
世界一軽い固体、NASAが開発


JPL/Caltech

うわぁ、触ってみたい。写真うつりは、物質というよりCGのようだ。なんというか、モノとしての存在感が薄い感じ。
体積の99.8%が空で、1立方メートルあたり3Kg。半透明をしているのは、エアロゲルを構成している物質が光の波長より小さいから。凄く弱そうに見えるが結構頑丈。証拠写真。このレンガの下敷きになっているものは、実は数グラムしかない。

これは、超微粒子のシリカ繊維が絡まったもので、シリカエアロゲルとしてそれなりに一般的な物質。要するに、すかすかのガラスですな。

実感してみよう。たとえば、発泡スチロールだと1立方メートルあたり12kgになる。約1/4ですな。エアロゲル1リットルで3gちょっと。つまりペットボトル1本分で1円玉3枚ぐらいの重さ。ちなみに空気は1.2kg/平方メートル。

ちょっと補足しておくと、NASAではずいぶん前からこの物質を「実用」に使っている(火星に行ったマーズパスファインダーの断熱材やSTARDUSTのチリの回収装置にもつかわれている)。今回はギネスブックに乗った、ということらしい。

(May. 23 2002 updated)

by isana kashiwai