Sep. 10 2002
H2AF3
さて、今日はH2AF3特集。今日やらずして何時やるよ。
まずは情報源から。
本家NASDAのWebサイト。
http://h2a.nasda.go.jp/index_j.html
すでに、打ち上げ前の随時更新モードに移行。30分ごとぐらいに、現在の作業状況がアップされている。ストリーミング中継の情報や現在の射点の様子が見られるWebカメラの画像へもここから。
ただ、打ち上げが近づくとアクセスが集中して重くなるため、以下のミラーサイトを利用するのが吉。
http://www.isas.ac.jp/h2a/
http://www2.nal.go.jp/h2a/
ストリーミング中継が始まるのは16:35から。各種番組が予定されている。
番組表:http://h2a.nasda.go.jp/program_j.html(ミラーサイトからも同じ情報が見られます)
また、CSのサイエンスチャンネル、NASDA関連施設などでも中継を見ることができます(見たいよう)
これ以外の情報源としては、
毎回密度の濃いルポを掲載している宇宙作家クラブのニュース掲示板を挙げておきます。
ここも、中継が近づくとほぼリアルタイムの更新になります。
http://www.sacj.org/openbbs/
(Sep. 10 2002 updated)
14:30
現在の状態
本日、午前4時ごろ、VAB(整備棟)から射点(発射台)への移動が無事終わり、午前10時頃までに第1段、第2段ともに燃料の充填が完了。現在は各種の最終チェックを行いながら、揮発分の燃料の補充を継続して行っている。順調。
H2Aに使用されている液体水素・液体酸素燃料は極低温で保存する必要があり、ロケット内のタンクに入れておくとどんどん揮発していく。そのため打ち上げまで、繰り返し揮発分を充填する必要がある。また、打ち上げが延期されると、一度タンク内から全ての燃料が抜かれ、打ち上げにGOサインが出た時点で再充填されることになる。
(Sep. 10 2002 updated)
15:00
お、トラブルが起きてるみたいですね。NASDAのサイトにはまだ上がってませんが・・・。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020910k0000e040089000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020910i204.htm
最終点検のために衛星の電源を入れたら、状態をモニターしている計器の表示が全て乱れていたらしい。
現在、原因を究明中。16:50頃までに解決しなければ、打ち上げは15日に延期。
(Sep. 10 2002 updated)
15:15
と、上のテキストをアップしたところでNASDAのWebサイトに情報が上がっていた。
問題は解決されたそうな。わーい。
どうやら、地上設備のトラブルだったみたい。
トラブルがあったのはDARTSのほうで、整備棟からの遠隔操作で電源を入れたところ計器の異常がみられた。そのため、再度筑波宇宙センターの施設から電源を入れたところ問題が無かったため、打ち上げを行うことにしたとのこと。
もともとDRTSは筑波宇宙センターから管制が行われる予定だった。つまり、本番と同じ状態でのテストが問題なかったためGOサインを出したということらしい。
(Sep. 10 2002 updated)
16:20
さあ、後1時間。どきどきどきどき。
(Sep. 10 2002 updated)
17:00
20分前
んー、やっぱりNASDAのサーバにつながらなくなりましたね。
ミラーも全滅、リアルタイムでは見られないかな・・・。
(Sep. 10 2002 updated)
17:20
打ち上げ成功!!!!ばんざーい!!
(Sep. 10 2002 updated)
17:35
第1段、第2段ともに正常に燃焼を終了。現在慣性飛行中。順調。
さあ、次は、衛星の切り離し。
(Sep. 10 2002 updated)
17:40(ちょっと後追いで更新中)
USERSの切り離しに成功。全く問題なし。
次は、第2段の再点火とDRTSの切り離し。
(Sep. 10 2002 updated)
17:55
第2次燃焼の終了、DRTSの切り離しを確認。
ばんざーい、うわーん、涙出てきたよー
(Sep. 10 2002 updated)
今回は打ち上げ遅延なし、打ち上げシークエンスにもほぼトラブルなし。
これ以上ないぐらいの成功、パーフェクトな打ち上げです。
関係者の皆さん、おめでとうございます。
素晴らしい仕事だと思います。本当にありがとうございました。
(Sep. 10 2002 updated)
H2AF3打ち上げの結果(NASDA)
打上げ日時 : 平成14年9月10日(火)17時20分00.476秒(JST)
打上げ時の天候 : 快晴 地上の風向、風速 西北西の風、3.2m/s 気温26.9℃
・リフトオフ 0秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア点火 正常 10秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア燃焼終了 正常 1分07秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア点火 正常 1分16秒
・固体ロケットブースタ(SRB-A)燃焼終了 正常 1分29秒
・固体ロケットブースタ(SRB-A)分離 正常 1分43秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア分離 正常 1分46秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア燃焼終了 正常 2分13秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア分離 正常 2分23秒
・上部衛星フェアリング分離 正常 4分26秒
・第1段主エンジン燃焼停止 正常 6分42秒
・第1段、第2段分離 正常 6分50秒
・第2段エンジン第1回燃焼開始 正常 7分00秒
・2段エンジン第1回燃焼停止 正常 13分32秒
・USERS宇宙機分離 正常 14分21秒
・下部衛星フェアリング分離 正常 * −分−秒
・2段エンジン第2回燃焼開始 正常 26分35秒
・第2段エンジン第2回燃焼停止 正常 29分01秒
・DRTS分離 正常 29分36分
NASDAプレスリリース
http://www.nasda.go.jp/press/2002/09/h2af3_020910_j.html
打ち上げ時の動画、静止画
http://h2a.nasda.go.jp/ondemand_j.html
(Sep. 10 2002 updated)
まずは情報源から。
本家NASDAのWebサイト。
http://h2a.nasda.go.jp/index_j.html
すでに、打ち上げ前の随時更新モードに移行。30分ごとぐらいに、現在の作業状況がアップされている。ストリーミング中継の情報や現在の射点の様子が見られるWebカメラの画像へもここから。
ただ、打ち上げが近づくとアクセスが集中して重くなるため、以下のミラーサイトを利用するのが吉。
http://www.isas.ac.jp/h2a/
http://www2.nal.go.jp/h2a/
ストリーミング中継が始まるのは16:35から。各種番組が予定されている。
番組表:http://h2a.nasda.go.jp/program_j.html(ミラーサイトからも同じ情報が見られます)
また、CSのサイエンスチャンネル、NASDA関連施設などでも中継を見ることができます(見たいよう)
これ以外の情報源としては、
毎回密度の濃いルポを掲載している宇宙作家クラブのニュース掲示板を挙げておきます。
ここも、中継が近づくとほぼリアルタイムの更新になります。
http://www.sacj.org/openbbs/
(Sep. 10 2002 updated)
14:30
現在の状態
本日、午前4時ごろ、VAB(整備棟)から射点(発射台)への移動が無事終わり、午前10時頃までに第1段、第2段ともに燃料の充填が完了。現在は各種の最終チェックを行いながら、揮発分の燃料の補充を継続して行っている。順調。
H2Aに使用されている液体水素・液体酸素燃料は極低温で保存する必要があり、ロケット内のタンクに入れておくとどんどん揮発していく。そのため打ち上げまで、繰り返し揮発分を充填する必要がある。また、打ち上げが延期されると、一度タンク内から全ての燃料が抜かれ、打ち上げにGOサインが出た時点で再充填されることになる。
(Sep. 10 2002 updated)
15:00
お、トラブルが起きてるみたいですね。NASDAのサイトにはまだ上がってませんが・・・。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020910k0000e040089000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020910i204.htm
最終点検のために衛星の電源を入れたら、状態をモニターしている計器の表示が全て乱れていたらしい。
現在、原因を究明中。16:50頃までに解決しなければ、打ち上げは15日に延期。
(Sep. 10 2002 updated)
15:15
と、上のテキストをアップしたところでNASDAのWebサイトに情報が上がっていた。
問題は解決されたそうな。わーい。
どうやら、地上設備のトラブルだったみたい。
トラブルがあったのはDARTSのほうで、整備棟からの遠隔操作で電源を入れたところ計器の異常がみられた。そのため、再度筑波宇宙センターの施設から電源を入れたところ問題が無かったため、打ち上げを行うことにしたとのこと。
もともとDRTSは筑波宇宙センターから管制が行われる予定だった。つまり、本番と同じ状態でのテストが問題なかったためGOサインを出したということらしい。
(Sep. 10 2002 updated)
16:20
さあ、後1時間。どきどきどきどき。
(Sep. 10 2002 updated)
17:00
20分前
んー、やっぱりNASDAのサーバにつながらなくなりましたね。
ミラーも全滅、リアルタイムでは見られないかな・・・。
(Sep. 10 2002 updated)
17:20
打ち上げ成功!!!!ばんざーい!!
(Sep. 10 2002 updated)
17:35
第1段、第2段ともに正常に燃焼を終了。現在慣性飛行中。順調。
さあ、次は、衛星の切り離し。
(Sep. 10 2002 updated)
17:40(ちょっと後追いで更新中)
USERSの切り離しに成功。全く問題なし。
次は、第2段の再点火とDRTSの切り離し。
(Sep. 10 2002 updated)
17:55
第2次燃焼の終了、DRTSの切り離しを確認。
ばんざーい、うわーん、涙出てきたよー
(Sep. 10 2002 updated)
今回は打ち上げ遅延なし、打ち上げシークエンスにもほぼトラブルなし。
これ以上ないぐらいの成功、パーフェクトな打ち上げです。
関係者の皆さん、おめでとうございます。
素晴らしい仕事だと思います。本当にありがとうございました。
(Sep. 10 2002 updated)
H2AF3打ち上げの結果(NASDA)
打上げ日時 : 平成14年9月10日(火)17時20分00.476秒(JST)
打上げ時の天候 : 快晴 地上の風向、風速 西北西の風、3.2m/s 気温26.9℃
・リフトオフ 0秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア点火 正常 10秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア燃焼終了 正常 1分07秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア点火 正常 1分16秒
・固体ロケットブースタ(SRB-A)燃焼終了 正常 1分29秒
・固体ロケットブースタ(SRB-A)分離 正常 1分43秒
・固体補助ロケット(SSB)第1ペア分離 正常 1分46秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア燃焼終了 正常 2分13秒
・固体補助ロケット(SSB)第2ペア分離 正常 2分23秒
・上部衛星フェアリング分離 正常 4分26秒
・第1段主エンジン燃焼停止 正常 6分42秒
・第1段、第2段分離 正常 6分50秒
・第2段エンジン第1回燃焼開始 正常 7分00秒
・2段エンジン第1回燃焼停止 正常 13分32秒
・USERS宇宙機分離 正常 14分21秒
・下部衛星フェアリング分離 正常 * −分−秒
・2段エンジン第2回燃焼開始 正常 26分35秒
・第2段エンジン第2回燃焼停止 正常 29分01秒
・DRTS分離 正常 29分36分
NASDAプレスリリース
http://www.nasda.go.jp/press/2002/09/h2af3_020910_j.html
打ち上げ時の動画、静止画
http://h2a.nasda.go.jp/ondemand_j.html
(Sep. 10 2002 updated)