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Sep. 18 2002
ホネ、ホネ、恐竜!

世界最大の恐竜博2002
http://www.dino-expo.jp/

行ってきました。ええ、堪能しましたとも、ホネを。いやー、面白かった。会場はずいぶん混んでましたが(後述します)、モノが大きいだけにあまり気になりませんでした。

一番の感想はサイズです。たしかに都会に暮らしていればあのサイズのものは結構ありますが(一番近いのは大型土木機械でしょうか)。ただ、あれがのしのし歩いていたかと思うと、なかなか感動的なものがあります。いかんせんホネなので脳内補完に苦労しましたけどね。逆に、帰り道で見た犬がどうも骨に見えて・・・。

不思議なのは、そもそもなんであんな形をしているのかということ。草食系、肉食系ともに、現在の地球上にあんな形の生き物はいません(肉食恐竜は敢えていえば鳥に似てますが)。おそらく、何かが今と違ったんでしょう。植生か、地形か、あるいは彼らが爬虫類に近い種族だったことが要因だったのかもしれません。いやー、妄想が止まりませんねえ。

さて、恐竜の骨格標本は、普通、発掘されたごく一部の骨から全体を予想しながら作ります。化石には皮膚の色素が残りませんから、色なんてほとんど創作です。今回展示されているものも、近縁種を参考にしながら製作されたものだったり、2体を1体に合わせた標本だったりするはずです。そのあたりがはっきり分かると、もっと面白かったかもしれません(解説で少し言及されてはいました)。生物学者がどういう根拠でこういう復元をしたのかはそれなりに理屈があるはずなんですが・・・。まあ、ちょっとマニアックすぎるかな。

それでも、ずいぶん体の構造がそれぞれ微妙に違っていて面白いです。肩甲骨の形(胸と肩の形が違ってきます)、肩関節の自由度とか(前足の使い方を左右するはず)、各関節の曲がる向きだとか(歩き方を左右します)、ももの骨とすねの骨の長さのバランスとか(走るスピードや瞬発力と関係しているはずです)。もう少し空いていれば、行ったり来たりして一日中でも飽きずに見ていられると思うんですけどねえ。

9/23まで幕張メッセでやっています(会期が一日延長されました)。これだけ大量の骨格標本を一度に見られる機会はそうそうありません、近隣の方はぜひお勧めします。あのサイズを体感するだけでも、2500円、行列待ちの価値はありますよ。少なくともダメなハードカバー一冊よりお得です。



(左)スコミムス:顔はワニ、胴体は肉食恐竜?(右)ジョバリア:後ろ足で仁王立ち



さて、これから行こうと思われている方に会場の情報を少し。

人手は凄いです。聞くところによると、この日は会期中で最も入場者数が多かったそうな。そうかー、2時間半待ったもんなあ、会場に入るまでに(隣の10番ホールを、入場待ちの列のためだけに開放してました)。個人的には待ったかいはあったと思いますけどね。ちなみに、会場そのものは、ゆっくり見て2時間強ぐらいでしょうか。

もし、可能ならば平日午前中をお勧めします。週末に行かれるなら、朝一に行った方がいいかもしれません。万が一待たされてもいいように、軽食と文庫本を一冊持っていくことをお勧めします。過去には長いときで3時間以上待たされることもあったそうです。さっきも言いましたが、入ってしまえば混んでいてもそれなりに楽しめます。

チケットは行きがけに東京駅などで買っておくのが吉ですね。それから会場の混雑状況はハローダイヤルでも確認できます(03−5777−8600)。

混んでいると説明用のプレートはほとんど読めないので、気になる方は先に図録を買ってから行かれるのがよろしいかと思います。会場に入ったところで買えます(1500円)。あと、各所で流している映像資料はどれも3分ぐらいですので、後ろで待っていれば程なく見ることができます。なかなか力が入っているうえ、とても分かりやすいのでおすすめです。

それから、写真、映像共に撮り放題です(素晴らしい!)。めったに無い機会です、カメラをお忘れなく。映像・音声資料の撮影・録音、三脚の使用は禁止です。


あー、また火がついてしまった。久しぶりに国立科学博物館に行ってこようかな・・・

(Sep. 18 2002 updated)

会場で撮った写真をアップしてみました。

(Sep. 18 2002 updated)

追加情報
21日〜23日まで、午前8時半開場、午後5時半最終入場に前後一時間ずつ広がる。
混雑状況はhttp://www.dino-expo.jp/(iモードも対応)でもわかる。

との相方情報。

(Sep. 19 2002 updated)

by isana kashiwai