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Oct. 16 2002
Un año más

http://www.lizard-tail.com/isana/archives/text/manifest.html

戦争の話をしよう。

よく見てみよう、世界には涙を流す被害者と、当惑する第3者しかいない。そう、戦争は常に加害者の悪意からではなく、被害者の正義から始まる。そのことを決して忘れるべきじゃない。君の目に悪が映るとしたら、それは君自身もまた悪であるかもしれないということだ。人は怒りと悲しみの中でこのことをあまりにたやすく忘れる。考えるべきなのは、何が正しく何が間違っているかではなく、それが誰にとって正しく、誰にとって間違っているかの方だ。

何度でも言おう。おそらく事実はたった一つ。でも、それは結局どこまでいっても理想的な近似値でしかない。事実には触れることができない。そして真実は無数にある。おそらく人の数だけある。僕らはあらん限りの想像力を尽くして自分の真実を選び取る。そう、君の目の前にあるのがまぎれもなく真実だ。たった一つ、君だけの真実。だけどその真実は、君の目の前にいるあの人の真実とは決して一致しない。それはむしろ喜ぶべきことであって、悲しむべきことじゃないはずだ。

ここで語られていることは、誰かさんが言ったように便所の落書き以上のものじゃない。でも、少なくとも僕は心からこの落書きを信じている。同じように、あなたの言葉があなたにとって紛れも無く真実であることを、僕は信じたいと思う。たとえそれが、僕の真実と相容れないものだとしても。

さあ、胸をはって宣言しよう、もう一度。

Yes!! 便所の落書き。



『落書き宣言』は本サイトの日記に2001.6.05にはじめて掲載し、思うところあって2001.10.12にarchiveに転載した。あれから一年、ずいぶん迷ったけれど、自戒のために再掲。

(Oct. 16 2002 updated)

by isana kashiwai