Feb. 08 2003
飛行経路図 2003.02.08
自分でもよく分からなくなってきたので、シャトルの飛行経路を地図の上に重ねてみました。
今の段階では、かなりの部分が推測に頼らざるを得ませんが、だいたいの目安にはなると思います。
今の段階では、かなりの部分が推測に頼らざるを得ませんが、だいたいの目安にはなると思います。

※この地図は、既にアップデートされています。以下の記事を参照してください。
http://www.lizard-tail.com/isana/review/view.php?search_id=20030115060556
今回、仮に8:59の地点をアルバカーキに置きました。これは、カートランド空軍基地から撮影された映像にスラスターの噴射が写っているという情報を元にしています。シャトルからの通信が途切れる寸前に最初のスラスターの噴射が行われたという記録がありますから、少なくとも時刻のプロットがこれ以上右にずれることはありません。
思っていたより、ずいぶん前から異常が起きていますねえ。
8:52(EST)
左着陸脚のブレーキラインに取り付けられた3つのセンサーが、着陸脚収納部の異常な温度上昇を捕らえる。
8:53(EST)
4番目の左着陸脚ブレーキラインのセンサー、ストラット・アクチュエイターとアップロック・アクチュエイターのセンサーが、これに先立つ5分間で30度から40度への上昇を示す。
8:55(EST)
5番目の左着陸脚ブレーキラインのセンサーが異常な温度上昇を示す。
8:57(EST)
翼の上面と下面の温度センサーが計測不能に。
8:58(EST)
機体の左側の空気抵抗が増加して、機首が左へ向き、機体が左にロールしようとするのを打ち消すために、シャトルのフライトコントロールが翼のエレボンに命令を送る。
8:59(EST)
再び、エレボンに命令が送られる。また、これを補助するために右側の4つのスラスターのうち2つが(姿勢制御に使われる小型の噴射装置)が噴射される。直後に、シャトルとの通信が途絶。
9:04(EST)
事故当日に流れた映像が撮影されたとされている場所。最初の「分解」が確認されている地点。
(Feb. 08 2003 updated)
画像ファイルを入れ替えました。
(Feb. 15 2003 updated)