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Feb. 14 2003
Columbia Lost 2003.02.14

'Hi-tech' shuttle pic really low-tech(CNN)
http://www.cnn.com/2003/TECH/space/02/12/shuttle.photo.ap/index.html
件の「高解像度」写真は、施設のスタッフが休み時間に一番小さな9センチの望遠鏡を11年前のマッキントッシュでコントロールして撮影したものだったというお話。あー、やけに解像度が低かったのはそういうことだったんですねえ。

逆にいえば、あれだけ高速移動している物体を、9センチの望遠鏡とMacで撮影する技術はなかなかのものだぞ。さすが、向こうのオタクはやることが違う。

情報としての有用性を疑う向きもあるみたいだけど、まあいいじゃないですか。ないよりはよっぽどいいよ。

また、事故の二日前にNASAのエンジニアが、主着陸脚収納部が打上げ時の剥落物の衝突によりダメージを受けていた場合の危険性についてメールのやり取りをしていたという公式発表がありました。
Email Discussion of Possible Landing Gear Failure Modes(NASA)
http://www.nasa.gov/columbia/COL_landgear_email_030212.html
(同ページよりPDF化された件のメールも落とすことができます)

メールでは突入時の熱で収納部内の温度が上がりすぎると、シャトルのタイヤが破裂して、収納部のドアが吹き飛んでしまうかもしれないという指摘がされています。大型トラック用のタイヤの破裂で、毎年何人も亡くなっているぐらいですから、確かにシャトルの高圧タイヤが破裂したら、かなり周辺部に大きなダメージがあるはずです。今回の事故も、このような現象がおきていなかったとは言い切れません。

通信が途絶える直前に、シャトルの右側の主着陸脚に取り付けられた、タイヤの空気圧を計測するセンサーからの信号が次々と途絶えるという現象が起きています。ただ、初期の記者会見でディトモア氏が指摘しているように、この機能喪失は若干のタイムラグを置いて起こっており、一瞬にして破壊されたとは考えにくい状態です。しかも、このとき既にシャトルの左側の空気抵抗の増加を示唆する、エレボンの動作やスラスターの噴射が記録されていることから、なにか他にも損傷箇所があったと考えるのが妥当かもしれませんね。

(Feb. 14 2003 updated)

by isana kashiwai