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Apr. 22 2003
SpaceShipOne

http://www.scaled.com/projects/tierone/index.htm
あのバート・ルータン率いるスケールドコンポジットが宇宙機を開発中!
あああ、なんて無意味に美しいんでしょう。相変わらずだなこの会社。

SpaceShipOne… The First Private Manned Space Program
Goal is Affordable Sub-orbital Space Flight

スペースシップワン・・・最初の自家用有人宇宙飛行計画。
目標は、お手軽弾道宇宙飛行。

さすがだぜ、るーたん。すぺーすしっぷ・・・ネーミングが素晴らしすぎるぞ。るーたん。

大型の母機に小型の子機をぶら下げて高空で切り離し、子機がロケットエンジンに点火。弾道飛行で高度100km超を目指す。実験機ではなく、商用サービスとして計画しているそうな。母機の方は既に飛行テストをやっているみたい。子機の方はエンジンテストと、コンピューターシュミレーションの段階。

エンジンも、機体の構造も「弾道飛行のみ、地球周回軌道には乗らない」と割りきって設計されていて、とてもシンプル。思想的にはスズキのチョイノリと同じやね。ミッションコントロールは大型トラック1台分だし。母機と、子機、トラック一台、もろもろ整備グッズ、全部あわせても、田舎の飛行場に置けちゃうねえ。

お、機体構造図がありますね。どれどれ
http://www.scaled.com/projects/tierone/data_sheets/data_sheets.htm
(以下、独り言)うぉーちっちぇー、全長8mもないなあ。二人載りならこんなもんか。えーFBWじゃないんだ。っていうか油圧ですらないんじゃないか?サイズも構造もまるっきり軽飛行機じゃん、これ。耐熱コーティングして、与圧できるようにして、申し訳程度にRCSつけただけですがな。すげー。手で飛ばすつもりなのか?いや、まあねえ、最初の頃のリフティングボディはコンピューターのアシストなんてなかったけどねえ。あ、さすがにRCSは自動的に噴射するんだ、そりゃそうか。機体にかかるGは最大6Gが10秒以下。6Gっていうと、ちょっときついジェットコースターぐらいか。まあ普通に健康なら問題ないねえ。キャビンは与圧されててT-シャツでオッケーとか書いてあるし。燃料は、固形(推進剤)と液体(酸化剤)のハイブリッド、ほー。パワー出ないけど、弾道飛行ならこれで大丈夫、か。すごい割り切り方やなあ。・・・あー、止まらん。


バート・ルータンの所業で一番有名なのは、やっぱり無給油無着陸世界一周飛行かな。
http://www.scaled.com/projects/voyager/voyager.htm
『自家用宇宙機』・・・彼なら本当にやってしまうかもしれない。わくわくわくわく。

(Apr. 22 2003 updated)

by isana kashiwai