2004-08-04
§ [clip] Daily Clipping
水星探査機メッセンジャーが2004年3日午前2時15分(アメリカ東部標準時)ケープカナベラルから無事打ち上げられました。水星は30年前にマリナ?10号が近傍をフライバイしながら探査を行って以来、探査は行われていません。水星軌道に探査機が投入されるのは始めてのことです。
§ Junkyard Review更新
上に関連して、なぜ水星探査機メッセンジャーは水星に行くのに7年もかけるのかというお話。自分で計算してみて驚きました。水星の公転軌道に探査機を直接投入するのは不可能に近いんじゃないかな。
2004-08-10
Article: Chances of aliens finding Earth disappearing?(New Scientist)
衛星放送とインターネットが優勢になっちゃったから、「地球は電波を発信しない星」になりつつあるというお話。もし、宇宙人が「電波で交信できる相手」を探してたら見つけてくれなくなるかもしれない。
Venerable deep-sea sub to be replaced (Nature)
深海探査船アルビン号退役。ごくろうさまです。
2004-08-11
§ ペルセウス座流星群極大
さて、8/11・8/12の夜はペルセウス座流星群です。折角ですから外に出ましょう。お祭りですから、参加しない手はありません。今年は月も細く条件はかなり良さそうです。多ければ1時間に50個ぐらいは見えるとのこと。突発出現も予測されており、もっとたくさん出る可能性もあります。
ピークの予測が各機関から出されていますが、日本流星研究会では12日20時、国際流星機構では12日22時となっています。また、流星群の出現予測で有名なライチネン氏は、突発的な出現の可能性が高い時刻として12日6時頃をあげています。なんにしても1 1日、12日の2夜は夜更かしですね。
ペルセウス座流星群という名前は、流星が流れる中心点である放射点がペルセウス座にあるためです(これは流星群の標準的な命名法です)、ペルセウス座は北北東の空、カシオペヤの「W」のすぐ隣です。まあ、流星は全天に見えますから、放射点はあんまり関係ないんですけどね。