Garbage Collection


2005-10-17

§ [clip] Daily Clipping

Penguin Webcam
今年もペンギンたちが帰ってきました。わーい!大喜び!
Shenzhou 6 Safely Returns Taikonauts (SpaceDaily)
神舟6号が無事帰還。おめでとうございます!あー、競争とかあんまり興味ないので、悪しからず。
堀江氏、「ジャパン・スペース・ドリーム」を設立、数年以内に宇宙へ (MYCOM PCWeb)
またびみょーな物を引っ張り出してきましたね。アルマズカプセルって、これまで一度も有人で飛んだことはないんじゃなかったっけ...大丈夫かな?確かに、サリュート2、3、5は「アルマズステーション」と呼ばれた軍事目的の宇宙ステーションだったけれど、この軌道モジュールと「アルマズカプセル」は別のもの。アルマズカプセルは何度かテストが行われ、サリュートへのドッキングなども行われているけれど、すべて無人のテスト。人を乗せての打上げ・大気圏突入が行われたことはないはず。
TKS transport ship 11F72 (RussianSpaceWeb)
Who's Afraid of a Solar Flare? (NASA)
太陽フレアが起きると、ISSで宇宙飛行士たちが浴びる宇宙放射線のレベルが下がる、というお話。えー?なんで?太陽フレアは高エネルギー粒子がばしばし飛ぶから、危ないんじゃなかったっけか?
からくりはこんなかんじ。太陽フレアが起きると磁気を帯びたガスが放出されて、その磁気によって帯電した宇宙線が弾かれて、通常より宇宙放射線のレベルが下がるんだそうな。で、太陽フレアによって放出される高エネルギー粒子の大半は宇宙線の外壁を突き抜けることができないために、結果として宇宙飛行士たちが浴びる放射線の総量は、太陽フレアが起きている時の方がそうじゃないときより低くなるんだそうな。この現象は発見者の名前にちなんで「フォーブッシュ減少(Forbush decrease)」と呼ばれていて、ボイジャーによって海王星よりも遠くでも起きていることが確認されているんだって。なるほど。

§ 最近のお気に入り

The Planetary Society Weblog
Planetary Societyの公式ブログ。エントリーを書いているのは、同協会のEmily Lakdawallaさん。彼女は、惑星協会でイベントがあるたびにデイリーレポートを書いていたんだけど、このたび晴れて公式Weblogのオーナーに。惑星科学関連の濃いー話題が目白押し。
Science Musings Blog
サイエンスエッセイストChet RaymoのBlog。同サイトの"Musing"のコーナーでは、毎週新しいエッセイが公開されている。彼の新作が毎週読めるなんて!インターネット万歳!!
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
> zata (2005-10-18 19:32)

全然関係ないんですが、スペース・シップ・ワンがスミソニアン入りしたようですね。めでたいことです。

> isana (2005-10-18 21:42)

まさしく、歴史に残る機体ですからね。あー、スミソニアン、行ってみたいなぁ。