Garbage Collection


2006-02-22

§ ASTRO-F/M-V-8 打ち上げ

Countdown for ASTRO-F/M-V-8

打ち上げ15分前、ライブ中継は打ち上げ1時間前から始まっています。準備は順調に進んでいるみたいですね。今日はあがるかな?

今回打ち上げられるASTRO-Fは赤外線天文衛星。成功すれば日本も本格的な赤外線宇宙望遠鏡を初めて手にすることができます(あちこちで「日本初の」と報道されていますが、実は、以前他の観測機器との相乗りという形でIRTSが打ち上げられたことがあるので、本当の意味では初めてではありません)。楽しみ!

と、そろそろ、3分前(6:25)

発射!

内之浦からの追跡が終了。順調に飛行しているようです(6:36)。

オーストラリア局からのテレメトリでは、どうやら衛星分離に成功した模様 。
きゃー!!おめでとうございます!!

*

手前味噌ながら、カウントダウンスクリプトはなかなか便利だったよ。わはは。

ただ、WindowMediaPlayerで見ていると、どうやら中継が分単位で実際の時間とずれているみたい。最初はスクリプトのせいかと思ったけれど、途中から電話で時報を聞きながら合っているのを確かめたので、たぶんこれはWMPのバッファリングのせい、...もしかしたら、RealPlayerのほうがズレが少ないかもしれない。今度試してみよう。

見ていないとは思うけれど...関係者の皆様。M-Vもぜひ打上げ前のシーケンスを発表してください(H2AF9はプレスキットに載ってました)。わくわく感が違います。

§ ASTRO-F 改め「あかり」

M-Vロケット8号機による 第21号科学衛星(ASTRO-F)の打上げ実験結果について

打上げ成功を受けて、ASTRO-Fが『あかり』と命名されました。おぉ!なんかほのぼのした名前だ。「遠いところから明るい光を認める言葉。赤外線観測に適切だと判断した。観測結果が未来を照らす明かりとなるようにという意味」(宇宙作家クラブ ニュース掲示板)だそうな。

でも、「あかり」=「遠いところから明るい光を認める言葉」というイメージがあまり繋がらなかったのでちょっと辞書に当たってみたら、「明るい光」「物を明らかにする光。光線」「疑いを晴らす証拠。あかし」(広辞苑/大辞林)とありました。なるほど!でも、やっぱりこれは光を発しているイメージの言葉だよねえ。「光を受け取る」という感じじゃないなあ。むむ、何か他に由来があるのかな?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
> dtomono (2006-02-22 06:54)

めでたい!次は太陽電池パドルの展開ですね。<br><br>そういえば、IRTSの実物(といっても殻だけですが)は国立科学博物館にあったような気がします:)

> isana (2006-02-22 07:11)

そうそう、科博にあるやつですね。>IRTS。なんか、説明があっさりしすぎていて「本当に宇宙を飛んできたやつなんだぜ!」という感じがしないんですよね、あれ。