Garbage Collection


2004-12-19

§ [clip] DailyClipping

Mystery of 'chirping' pyramid decoded (Nature)

マヤ文明のピラミッドは、巨大な共鳴器として設計されているんじゃないか?というお話。エルカスティリオピラミッドの階段の基礎部分のところで手を叩くと、マヤで神聖とされているケツァール鳥のさえずりのような音がすることは、前から知られていたけれど(知らない知らない)、建物自体が音響学的にかなり巧妙に設計されており、他にもいろいろ変わった反響音がするらしい。聞いてみたいなあ。


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Slick trick could save marine ecosystems (NewScientist)

沈没したタンカーからオイルを抜くために、あらかじめ専用のバルブを付けとこう、という話。普通、沈没しタンカーからオイルを抜くためには、ダイバーが潜っていって船体にドリルで穴をあけてバルブを取り付ける必要があるけれど、最適な場所を見つけるのにはとても時間がかかる。あらかじめ、何ヵ所かにバルブを付けておけば、その時間がずっと短縮されるから、原油で海が汚染されるのを最小限に抑えることができるかもしれない。逆に言えば、なんで今までついてなかったんだ、と思うような簡単な方法。つけとけ、いいからつけとけ。


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Space no place for cheap satellites (NewScientist)

去年の10月から11月にかけて起きた太陽嵐の記録を調べた結果、強烈な太陽嵐の際に放出される荷電粒子が地球の磁場をゆがめてしまうために、これまで安全と思われていたバンアレン帯の内側まで荷電粒子が届いてしまうことが分かった。もしかしたら十分に対策の取られていない最近流行の安価なミニ衛星は破壊されてしまうかもしれない。


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Giant Mars rover will search for life (NewScientist)

水がの次は生き物を探しにいくぜ!ということで、次の火星ローバーは、重量が3倍、積み込む観測機器は2倍になるそうな。2009年12月打ち上げ予定。まあ、あくまで予定だけどね。