Garbage Collection


2005-03-07

§ [prog] Open Planisphere

http://lts.coco.co.jp/isana/lab/starchart/chart.php


前回の報告(2/24)以降、以下の機能を追加しました。

readmeを作りました。

・月を追加しました

・月の満ち欠けを再現しました(ただし、傾きは再現していません)

・木星を追加しました

・新月を丸く切り抜きました(日食対策なので新月だけです)


ということで、追加した機能が全部見られるイベントをひとつ。

2002年6月11日の部分日食

※全天に対する月と太陽のサイズが正しくないので、日食の開始時刻や終了時刻は正しく再現されません。


ちなみに、次に全国で日食が見られるのは2009年7月22日のお昼前です。


§ [clip] Daily Clipping

Twin Mars rovers in instrument mix-up (NewScientist)

メールでタレこんでいただいたニュース(yamaさんありがとうございます)。

予定の観測期間を大幅に超えて元気にデータを送り続けている2台のローバーですが、オポチュニティに組み込まれるべき機材がスピリットに、スピリットに組み込まれるべき機材がオポチュニティに組み込まれていたようです。


ほとんど同型のローバーのまったく同じ機材が入れ替わっていただけなので、一見何の問題も無いような感じがしますが、同じ機械であっても、微妙に癖が違うため、得られるデータが違ってきます。つまりこれまで公表されていたデータはかなりの誤差を含んでいるということになります。


生データが残っているので、両者の違いを補正するのは難しくないとのことですが、発表されたデータを元に研究をしていた世界中の研究者の心境やいかに、という感じですね。まあ、「かつて火星に水が存在した」という事実が覆されるとは思えませんが...