Garbage Collection


2005-07-11

§ ASTRO-E2/M-V-6

ASTRO-EII/M-V-6 打ち上げ成功 (JAXA)

2005.07.10 12:30JST、無事打上げに成功。ASTRO-E2は所定の軌道に乗った模様。わーい!とりあえず、打上げ成功おめでとうございます。名前は、すざくとつけられたようですね。「すざく」はこれから、数日間の軌道制御を経て、ソーラーパネルの展開、X線望遠鏡の展伸が行われて定常状態に移行します。もうひとがんばり!


§ [sts] STS-114

さて、今度はスペースシャトルです。日本時間7月13日午前4時51分の打上げ予定。今回は国際宇宙ステーションの補給/組み立てミッションということになりますが、一方で事故後最初の打上げということで、退役予定の2010年まで飛行を継続する上での安全性を確保するための各種のテストが行われます。また、日本人宇宙飛行士 野口聡一さんが搭乗していますね。


ずっとこの間の流れを追いかけていたので、なんとも感慨深い限りです。無事、ミッションが成功することを心からお祈りします。...がんばれ、スペースシャトル!


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では、関連URLをまとめておきましょう。

NASA - Return to Flight (NASA)

NASAの「Return to Flight」。今回の打上げに関する公式情報はここからたどるのが一番いいと思います。


Launch Complex 39, Pad B(Google Maps)

通常スペースシャトルの打上げにはケネディ宇宙センターの39番射場が使われます*1。今回打上げが行われるのは、39番射場に2箇所ある発射台のうち、北側のB発射台です。画面下へと続いているのが組立塔(VAB:Vehicle Assembly Building)から続く誘導路。右下に見えているのがA発射台。誘導路をたどって画像をドラックしていくと左下にVABが見えてきます。さらに左へ行くと、帰還予定の滑走路が見えますね。


*1 ここはかつてアポロ計画で使用され、サターンロケットの組立、打ち上げが行われた場所でもあります。

STS-114 国際宇宙ステーション組み立て再開 - JAXA (JAXA)

JAXAのSTS-114特集ページ。このミッションに関する非常に詳しい情報が日本語で提供されています。


スペースシャトル飛行再開に向けて (JAXA)

コロンビア事故とその後の対策についてはこのページがよくまとまっています。


事故調査報告書日本語訳

途中で止まっているのがなんとも心苦しいんですが、いちおうご紹介。拙作、公式事故調査報告書の日本語訳です。