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2006-12-22

§ [sts116] STS-116 Flight Day 14

さて、明日はいよいよ着陸です。ただ、やはりケネディ宇宙センター(フロリダ)とエドワーズ空軍基地(カルフォルニア)の天気が芳しくないようです。ホワイトサンズ試験場(ニューメキシコ)の天気は良好。日程に余裕がないため、飛行規程に従ってミッションを延長せずホワイトサンズへの着陸が選ばれる可能性が大ですね。
ref. Shuttle Discovery will land Friday at one of three sites(SpaceFlightNow)

軌道離脱噴射と対応する着陸予定時刻は以下の通りです(全て日本時間、カッコ内は軌道周回数)。

ケネディ宇宙センター(202) : 離脱4:49 →着陸5:56
エドワーズ空軍基地(203) : 離脱6:19 →着陸7:20
ホワイトサンズ試験場(203) : 離脱6:20 →着陸7:20
ケネディ宇宙センター(203) : 離脱6:26 →着陸7:27
エドワーズ空軍基地(204) : 離脱7:54 →着陸9:00
ホワイトサンズ試験場(204) : 離脱7:57 →着陸9:02
エドワーズ空軍基地(205) : 離脱9:32 →着陸10:36
※カウントダウンページでは対応する組み合わせに色がつけてあります。

さて、このホワイトサンズ試験場。1982年のSTS-3以来24年間、シャトルの着陸には一度も使われていません。もちろんパイロットは着陸訓練をつんでいますし、最低限必要な施設は整っていますから着陸は可能です。ただ昨日のエントリでも書いたように着陸後の整備やケネディ宇宙センターへの回航などの点でかなり不便なようです。もしここに降りることになった場合、この後のフライトスケジュールに影響が出る可能性があるとのこと。
ref.White Sands Space Harbor(NASA)
ref.Space Shuttle at White Sands(US Army)
ref.Google Maps : Northrup Strip(Google Maps)

まあ、ありていに言って、砂漠に線を引いただけですね。常設の地上施設は、誘導用のビーコン、誘導用のライト、牽引用のトラクター、牽引用のバー、クルーが降りてくるためのハシゴ、クルーを乗せるためのバス、以上。えー、それだけ?

着陸が決まると隣のホロマン空軍基地からレスキューチームが駆けつけ、他の必要な機材は輸送機で持ち込むとのこと。着陸すると、クルーはとことことはしごを降りてバスに乗って退避(その後飛行機でKSCへ)。オービターのほうは、電源が切られ、とりあえず地面がコンクリートになっているところまでトラクターで牽引。そのまま必要な機材が届くまで2日ほど野ざらし。え?野ざらし?機材が届くと、メインエンジンにカバーをかけ、持ち込んだクレーンでシャトル輸送機の背中に乗っけて一路KSCへ。ちなみにメインエンジンのカバーはエドワーズ空軍基地においてあるそうな。
ref.Shuttle boss talks inspection vs. landing day debate(SpaceFlightNow)

どうせなら、隣の洲にあるアメリカ空軍の「ひみつきち」、Area 51に下ろすというのはどうかな?でっかい塩湖はあるし、最新の施設も揃ってるし、軍用のシャトルを作ってるなんて噂もある... なにしろ「UFO」まで降りられるぐらいだから、ディスカバリーなら余裕でしょう。何が?

§ [clip] It Is Too Early To Be Santa's Sleigh, Isn't It?(ESO)

ref.It Is Too Early To Be Santa's Sleigh, Isn't It?(physorg)
※どうやらESOのサイトにつながらなくなっているようです。

チリにある複数の天文台が相次いで正体不明の飛行物体を撮影。その物体は上空を横切りながら、明るい光点からぼんやりとした雲のような形へと形状を変化させた。流星にしては写り方が変だ。こんな時間に上空を通る衛星はカタログにはない。もちろん飛行機でもない。なんだこれは?ちょっと気の早いサンタクロース?それとも...

その物体が上空を横切る様子を捉えたムービー(ESO)※GIF movie
確かに、流星とも人工衛星とも違う奇妙な物体が写っている。

はい、答えは ....(↓選択して反転)

これは、切り離されたH-2A 11号機の第2段。形状が変化したのは、ちょうど残った燃料が排出された瞬間を捉えたかららしい。すげー!この物体が撮影されたのはチリ時間18日午前4時、つまり日本時間18日16時。H2A11号機が打ち上げられたのは日本時間同日15時32分。確かに、1周目の軌道は天文台の真上を通る。最初は本当にわからなくて、天文学者は頭を抱えていたらしい。そりゃそうだ、打上後30分じゃたぶんまだ衛星のカタログには載ってないからねぇ。

正体がわかって2度びっくり。そんなこともあるんだねえ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
> dtomono (2006-12-22 15:33)

わぁ♪<br><br>よし、うちのカメラでも!(って気合入れて見えるもんでもないか

> isana (2006-12-22 16:14)

本物ならたぶんそちらにも立ち寄るはずなので、気合入れれば写るかも!<br>http://www.noradsanta.org/jp/