Garbage Collection


2005-09-12

「はやぶさ」、イトカワに到着! (JAXA/ISAS)
きゃー、おめでとうございます!!! 大喜び。
本日、予定通り、探査機「はやぶさ」はイトカワ上空20kmの地点でほぼ静止しました。今後2ヶ月間に渡って調査を行い。サンプルの採取後、地球へと帰還します。それにしても、かりんとう?たらこ?なんか美味しそうな形だなぁ
Titan moon occupies 'sweet spot' (BBC)
土星の衛星タイタンは、太陽系の中で生命を育みうる環境を備えた「スイート・スポット」に属しているというお話。
風が吹いていて、雨が降っていて、火山活動があり、地殻変動がある。タイタンはこれらのバランスがとても良く、「太陽系内で最も地球に近い場所」なんだそうな。ということは、金星は太陽に近すぎるし、火星はちょっと遠いし乾いている。表面に存在する液体が水じゃなくてメタンという違いがあるけれど、もしかしたらタイタンはある意味で火星より地球に「近い」かもしれないということのようです。つまり ... 生き物が見つかる可能性も無きにしも非ずということですね。わくわく。
Record spin rate for cosmic body (BBC)
太陽系内で最も自転速度の早い天体のお話。2003 EL61と呼ばれる小惑星は、冥王星並みのサイズを持っているにもかかわらず、自転の周期が3.9時間しかないそうな。どうやら、あんまり自転が早いので、つぶれたラグビーボールみたいな形になっているらしい。「このサイズで、こんな変な形の天体は見たことない」そうな。み、見たいぞ。
Breaking through the glass gantry (collectSPACE)
アメリカ発の有人宇宙飛行計画、マーキュリープロジェクトのカプセルにロゴを書くという仕事をしていた女性、セシリア・ビービーの話。すごく面白い。
NASAが出した三行広告に応募して宇宙開発の仕事に飛び込んだ彼女は、マーキュリープロジェクト当時、エンジニアのコンセプトを絵にする仕事をしていたんだけど、アメリカ人初の地球周回飛行を果たしたジョン・グレン自ら彼女を引き抜き、カプセルにロゴを描かせたんだそうな。結局、セシリア・ビービーは女性として始めて発射台に上ることを許可されることになった。実は、ジョン・グレン以前に弾道飛行を行ったアランシェパードとガスグリソムのカプセルには、エンジニアがスプレーと型紙で書き込んだ味気ないロゴが書かれていたんだけど、グレンはあんなの嫌だ、手書きのかっこいいやつが欲しいとごねたらしい。
やっぱり最初はずいぶん抵抗にあい、エンジニアにも馬鹿にされた。でも、徐々に打ち解け、彼女が仕掛けたある一つのジョークをきっかけに、彼女はチームになくてはならない存在になった。そのジョークというのは...
打上げの日、グレンの乗るカプセルのハッチが閉じられ、彼が外を覗くためのペリスコープ(潜望鏡)を覗き込むと、そこには「ジョン、あなたと2人っきりよ」というセリフとともに、悩ましい女性のピンナップが...次の打上げのときにグレンがわくわくしながらペリスコープを覗くとそこには...「誰を期待していたんだい?」というセリフとともにモップを持った恰幅のいいおばさんの絵が!
そう、知る人ぞ知るこのジョークを仕掛けたのは彼女だったらしい。彼女は最初の打上げのときにいたずらがばれて解雇されそうになったんだけど、マーキュリープロジェクトの宇宙飛行士全員が彼女を庇ったおかげで、仕事を続けることができたんだそうな。いい話や!結局彼女はその後、スコットカーペンターとウォーリーシラーのカプセルにもロゴを書いたらしい。
参考) Cece Bibby's Genealogy
ビービーの個人サイト、エッセイや当時の写真がアップされている。