Garbage Collection


2006-07-17

§ *[sts121] STS-121 Discovery Mission Timeline : Landing Phase

さて、今日はいよいよ帰還の日です。懸念されていたAPUの不具合も、昨日のテストで問題ないとの判断が下され、あとは帰ってくるばかりです。 今日、最初の帰還のチャンスは、日本時間21:07に軌道離脱の噴射、約一時間後の22:14にケネディ宇宙センターへ着陸です。天候などで着陸が延期される場合には、次が軌道離脱22:42、着陸23:50の予定。今日はエドワーズ空軍基地など他の着陸候補地は使わない予定です。 関連URLは打ち上げ時のリンク集がたいてい使えるはず(NASAの公式着陸BlogだけがURLが違いますね)。~ Garbege Collection(2006-07-01)~ NASA's Landing Blog - Mission STS-121

§ **20:50

Go/NoGoの投票が行われ、天候を除きすべてのセクションでGOが出たとのこと、着陸予定地のKSCの北で軽く雨が降っているため、天気の状況を継続してチェックしているようです。

§ **20:57

"Go" for De-orbit burn. 軌道離脱に向け最終的なGOが出ました。

§ **21:07

軌道離脱噴射開始。シャトルは進行方向にお尻を向けた姿勢でOMSを噴射し、大気圏突入に向けて速度を落とします。

§ **21:10

軌道離脱噴射終了。"Good burn."

§ **21:43

Entry Interface. シャトルが高度40万フィートに到達。~

NASAでは便宜上ここからが「大気圏突入」ということになっています。ちなみに、かつては大気圏突入の際に通信が途絶える領域がありましたが、現在ではシャトルの背中についているアンテナで衛星経由で通信を行っているため、通信の途絶はありません(軌道によってはわずかに途絶することもあるそうですが)。

§ **21:48

最初のロールリバーサル開始。~

シャトルは、速度を落とすために大気中で大きく2回のS字カーブを描きます。これはその最初のカーブ。シャトルは現在、左ロールをしています。

§ **21:54

着陸予定のKSCの滑走路付近に雲が出てきたため、最終的なアプローチのルートを若干変更するとのこと。

§ **21:57

最も機体の温度が高くなる領域を飛行中。

§ **21:59

シャトルは順調に飛行中。着陸まであと15分。現在、中央アメリカ上空。

§ **22:04

シャトルが地上施設による誘導を始めました。

§ **22:15

タッチダウン!おめでとうございます。